【反芻思考とは?止め方や対処法の解説】
何年も前の過去の辛い出来事や、不確定な未来への不安が頭の中を行ったり来たり、過去の会話で「なぜ、あんな事を言ったのだろうという」という1人反省会と、頭の中をぐるぐるする反芻思考。
思考の定義や原因、そして反芻思考を止めるための対処法について解説してみます。
【反芻思考とは?そのリスクと対処法について】
人間は誰しも、多かれ少なかれストレスや不安を感じています。
反芻思考は、自己評価を低下させたり、心身の健康に影響を与えたりすることがあります。では、反芻思考になりやすい人はどのような人でしょうか?
反芻思考になりやすい人
- 神経質な人
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神経質な人は、小さなことにも敏感で、慢性的に不安や緊張を感じています。そのため、ネガティブな思考がつい頭に浮かんでしまい、反芻思考に陥りやすい傾向があります。
- パーフェクショニスト
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パーフェクショニストは、完璧主義的な傾向があるため、ミスや失敗を恐れてしまいます。 そのため、何度も同じことを考えてしまい、反芻思考に陥りやすい傾向があります。
- 社交不安障害を持つ人
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社交不安障害を持つ人は、人の交流やコミュニケーションに対して不安や恐怖を感じやすい為、反芻思考に陥りやすい傾向があります。
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反芻思考の定義
反芻思考とは、同じネガティブな思考や心配事を繰り返し考えてしまうことを指します。反芻思考に陥ると、自分自身を責めたり、将来のことを考えたりすることで、不安や緊張感が生じてしまいます。
私は以前に無視され続けられた事や、幼い頃に集団登校で上級生に蹴飛ばされた事、将来への不安、職を辞める事になった出来事など主に対人関係の事が大半を占めています。
反芻思考の原因
反芻思考に陥る原因は、人それぞれですが、以下のようなことが挙げられます。
・過去のトラウマや嫌な経験によるもの ・パーソナリティの傾向(神経質、パーフェクショニストなど) ・ストレスやプレッシャーによるもの ・睡眠不足や栄養不足によるもの
パーフェクショニストは、何事も完璧にこなす性格傾向を持っている人のことを指します。パーフェクショニストは、自分自身や周りの人に高い要求を課すことが多く、失敗や不完全な状態を認められない傾向があります。ただし、不十分な完璧主義は、自己評価の低下や仕事や人間関係のトラブルなど、さまざまな問題を引き起こす可能性があります。
性格は無意識なので自分が神経質だとは気づいていない方も多いかもしれません。
反芻思考を止めるための対処法
反芻思考を止めるためには、以下のような対処法があります。
- 意識的に話す 反芻思考に陥っているときは、意識的に別のことに注意を向けるようにしてください。 気分転換ができます。
- ポジティブな思考に思考する ネガティブな思考をポジティブな思考に変えることも、反芻思考を止めるために効果的です。方法としてはポジティブな言葉を心の中で繰り返すことで、前向きな思考を生きることができると考えています。
私は、イヤーワーム対策のガムを噛む事で反芻思考を止められないか実験中です。
その他、運転中に反芻思考や意識が他へ引っ張られそうな時は『ま・え・を・む・く』と1人で周囲に人がいない時はつぶやいたり、心の中でつぶやいたりしています。
前を見て運転するという事と、生き方について前を見ようねと自分に言い聞かせている感じです。